非モテ港区若手サラリーマン ヒデトの奮闘記

港区勤務の若手サラリーマン ヒデトの恋愛、仕事、価値観などについての雑記ブログ。

ネト案件「君、ずるいよ」女心ってわからない

 
こんばんは、ヒデトです。
春は出会いの季節といいますが、出会いがあれば別れもあるわけで。
マッチングアプリを鬼のように使っている僕からしたらそりゃ当たり前なんですが、今月は印象的な女性との出会いがありました。
女性の心ってよくわからないなあ、って改めて思わせてくれた女性でした。
 
数か月前、いつものようにマッチングアプリを開いて、適当にいいねをバンバン押してました。
するとある女性とマッチング。
いいね数は少なかったんですが、写真が悪いだけで実物はキレイなんだろうな、というのがわかる感じ。
写真を撮った場所はどこここ?と言うような、お金払わないと入れないようなラグジュアリーな空間。
プロフィールも簡素で、お嬢様が暇つぶしでやっていて、あまり力を入れてないんだろうなあ、というような人でした。
 
キレイそうな子なので、とりあえずメッセージを開始。
ちょいちょいネタを入れつつ、お互いのプロフィールを開示して、仲良くなって。
そうすると、お互いの家が結構近いことがわかり、トントン拍子で飲みに行くことに。
正直、この時はなんだ余裕じゃん、と思っていました。
 
某日。
とある休前日。
先日ネトナンで即をした子と行ったお店を予約し、今回も行けるかなあ、なんて思いながら先について待っていました。
すると、現れた子は想像通りのキレイ系。
服装は上品で、表参道や代官山を歩いているような感じ。
こういう子と会えるからマッチングアプリはやめられない。
 
トークを開始してみると、驚いたことに超難関高校を出て、大学もエリート街道まっしぐら、今は大企業で総合職というバリキャリ女子。
実家の場所も都内の某高級住宅街。
話し方やしぐさからも余裕が感じられました。
なんだか、すごい人が来てしまったなあ。。。
 
でも、こんな序盤で圧倒されてしまってはダメです。
ちゃんとこっちのペースに乗せて、話を進める。これアポの鉄則。
 
怒涛の質問トークでいろんな価値観を引き出して、過去の恋愛遍歴に踏み込む。
会話はすごく盛り上がって、ネタトークもできるし、仕事のこととか恋愛のこととか。
気づけばアッというまに2時間くらい経っていました。
 
ここからはいつものルートに乗せて、2件目に搬送、バーで少し飲んで。
頬も赤くなり、気分は最高潮。
2件目も出て、打診するなら今だ、と思い僕の家に誘いました。
 
返答は
「家にはいかないよ」
 
 
なんと。
おいおいおい。
これって駄目になる理由あるのか?と。
一応切り返しで家でお土産があるとか、飲みなおそうよ、とか言いましたが家にはいかないの一点張り。
 
しまいにはタクシーに乗って家に帰られてしまいました。
 
1人呆然と夜道に立ち尽くす僕。
こんなことってあるの、、、?と思わずにはいられませんでしたが、その日はトボトボと帰宅しました。
 
翌日、普通に友達と約束があったので遊んでいました。
結構寝て遊んでたら嫌なことを忘れてしまう自分なのですが、意外とその日は前日のことを引きずっていて。
遊んでいる最中も「なぜああなった?」というのをずっと考えていました。
まあ要するに食いつきが足りなかったんだろうなー、という安易な考えをしていたところ、LINEの通知が。
 
「昨日はお疲れ様、また飲みに行きたいね!」
 
昨日の彼女からのLINEでした。
通知画面を見て固まる僕。
どんな感覚でこんなLINEを送ってくるんだコラ、と。
一方で、神がくれたこのチャンスを無駄にしてはいけない、とも思いました。
とりあえず慎重にLINEのラリーを続けた僕。
再アポが決まりました。
 
ーーーそして、再アポの当日。
 
なんと仕事でトラブルが発生し、アポをドタキャンしなくてはならなくなりました。
そりゃねーよ、と。
でも仕事なんで仕方ない、彼女に連絡し、残念がってはくれましたがそれにかまう暇もなく一心不乱にトラブルと格闘しました。
 
結局その日はトラブル収束が10時くらい。
同僚とサクッと飲んで、帰宅しました。
 
もう僕も疲れていたので、その日は即寝て、翌日以降も仕事に忙殺される日々。
一時の執着はなんのその、彼女のことはしばらく頭からすっぽ抜けていました。
 
某金曜日、会社で仕事をしていると一通のLINEが。
 
「今日飲めたりしないかな?」
 
と、例の彼女から。
驚いた、まさか向こうからザオラル食らうとは。
ザオラルドラクエの死者蘇生の呪文。ここでは、一度連絡が死んでいた相手に追撃し、再度連絡を取り合うようにすること
 
ちょうどあいていたのもあって、二つ返事でOK。
飲む場所は、この前の地元エリア。
店は少し変えて、久々だね、なんて会話をしながら慎重にトークを進めていきました。
 
聞けば、以前飲んだ時から気になってくれてはいたそう。
家に誘うのはどうかと思うけど、話してて楽しいし、また会いたいとは思ってくれてみたい。
でも、先日の再アポはドタキャンされてしまったので正直驚いた、当日ならまた会えるかな、と思って連絡してくれたとのこと。
 
たぶん、今までの人生男に雑に扱わられたことがないんだろう、という風に思いました。
真剣に、誠実なスタンスを取りつつ、トークを進めていき。
でも今日向こうから来てくれたなら、ある程度覚悟の上のはず。
頃合いを見て家に再打診しました。
 
「いかないってば」
 
え???
 
「付き合う前に家に誘ったり、君、ずるいよ」
 
何だこれ。
やっぱりそこからの彼女の意思は強く、帰ることに。
でも去り際、彼女から言われたのは
 
「私からはもう連絡しない。また会いたければそっちから連絡して」
 
ということでした。
 
少しキスだけでして、彼女はタクシーを止めて、帰っていきました。
先日と同様に。
 
後日、改めてLINEをしてみましたが、既読は今もついていません。
 
女心ってわからない。
この時のことだけは、いろいろ理由を考えても、本当にわかりません。