平成初期V系ロックバンドをプレイバック-ジャンヌに黒夢、ディルとラルク
こんばんは、ヒデトです。
いきなりですが、僕は平成初期のV系(ビジュアル系)ロックバンドが好きです。
90年~00年代初頭に活動していたバンドのカッコよさたるや、当時の多感な小学生~中学生の頃の僕を釘付けにしてくれました。
何というか、耽美な世界だったり、かと思えば男臭い一面もあったりで、そう、当時のヒデト少年はハマってしまったのです。
当時はお金もないので、なんかよくわからない古着屋でロングカーディガンを買ってみたり、今思えば顔を覆いたくなるようなこともありましたが、間違いなく青春の1ページでした。
↓こんな感じの。
社会人になってからはiphoneに入っている音楽を聴くくらいで、ほとんどチェックしていませんでした。
しかし、先日、長らく活動休止していたJanne Da Arcが解散とのニュースが飛び込んできました。
いくら最近チェックしていなかったとはいえ、ライブを観てみたいなあ、とは思っていたので残念です。
ボーカル、yasuのコメント。
平成が終わろうとしている中、間違いなく平成を彩ったカルチャーがまた一つ終わってしまったなあ、と感慨深く思いました。
なので、ここでは平成初期のV系バンドを名曲とともに、そのバンドにまつわるヒデトの赤面話を交えて紹介したいと思います。
~目次~
①Janne Da Arc
②黒夢
③Dir en grey
④L'Arc~en~Ciel
①Janne Da Arc
ポップス寄りの曲も多く、幅広いファンが多かった覚えがあります。
同い年くらいの女子も結構聞いていました。
【代表曲】
この曲は有名ですね。
アニメ ブラックジャックのOPになっていたのもあり、かなりの人が知っていました。
カラオケで歌っても誰かしら知っているみたいな。
【赤面話】
ダイヤモンドヴァージン
僕はこの曲が好きで、アップテンポで聴いていて楽しかったんですよね。
歌詞に「きれいな目で見つめないで」というのがあります。
これを、大学に入って間もないころ、好きな子も一緒にいるカラオケで歌い、この歌詞の部分を歌うとき彼女のことを見つめながら歌っていました。
好意があることをキザに伝えようとしていたのですが、正直今思えばキモイだけです。
彼女に気づかれていないことを祈ります。
②黒夢
続けて黒夢(くろゆめ)。2人組バンドです。
女性ファンの多いV系バンドにしては珍しく、男性ファンの多いことが印象的でした。
初期はコテコテのV系をやっていたのですが、だんだんパンクロック調になってきて、どちらの時期もしびれるカッコよさです。
Voの清春も「かなりポップ路線を意識した」と言っている通り、同バンドのシングルの中でも最も売れた名曲です。
動画は渋谷LOFTでのライブ映像ですが、男なら(もちろん女子も)しびれてしまうこと間違いなしです。
【赤面話】
少年
V系にはまる男子が陥りがちなのって、Voのライブパフォーマンスがかっこいいあまりにカラオケで再現したがるところですよね。
中学~大学初頭はずっとその虜でした。
ヒトカラしていた時に、少年を歌って、一人エンジョイして上裸で歌って叫んでいたらとなりのJK集団がドアから覗いていてニヤニヤしていました。
いまならご褒美やん!とか発想の転換をすることもたやすいですが、当時のいたいけな僕は屈して服を着て歌うのを辞めてしまいました。
③Dir en Grey
3組目はDir en Grey。
ディルアングレイと読みます。
日本のみならず、海外でも活躍中のバンドです。
もともとはV系バンドだったのですが、後期はメタルの要素が強くなっています。
↓ちなみに、こっちが初期の頃のDir en Grey。同じバンドとは思えませんね。
【代表曲】
予感
初期のV系の頃の曲です。
ファンの中では根強い人気を誇る曲で、きれいなメロディの切なげポップと言いましょうか。
【赤面話】
メタル要素の強いです。
力強い楽器隊と、全編にわたるデスボイス、ハイトーンが魅力的な曲です。
V系にはまってた僕は、なぜかその素晴らしさ、カッコよさを皆にわかってほしい、と考えるようになってしまったんですね。
普段この曲かっこいいよ!と言っても周りはミスチルやポルノなど、当時はやっていたいわゆる王道の路線とは大きく外れたこのバンドに賛同してくれる人はいませんでした。
そこで当時のアホな僕は「カラオケで歌って魅了するしか、、、」と考えてしまいました。
皆でカラオケに行ったとき、他の皆が全員で盛り上がれる有名な曲を入れている中、この曲を入れました。
最初こそ なにこのタイトルー(キャッキャ となっていた友人たち。
曲が始まり、歌いだしからすごい勢いで引いていく皆。
一方歌い始めてどんどんノッてくる僕。
なんなら「ふん、終盤のハイトーンで言葉を失うだろ」とかすら思ってました(すでに言葉は皆失ってたのに)。
歌い切った後、皆は「喉大変そうだねー」とか気遣ってくれる始末。
その時は僕も痛さには気づいておらず、今でも思い出すと胸がチクリと痛むエピソードの一つです。
※ちなみに、のどの酷使が原因で風邪をひきました。
④L'Arc~en~Ciel
最後はL'Arc~en~Ciel(ラルクアンシエル)です。
vo hydeの日本人離れしたルックスと、メンバー全員が作曲するため多彩な楽曲が魅力的です。
タイアップが多いので、有名な曲が多いですね。鋼の錬金術師の主題歌、READY STEADY GOはカラオケの鉄板です。
↓ちなみに、全盛期のhyde。日本人とは思えない。
【代表曲】
L'Arcの数多ある曲の中でも、最も売れた曲です。
「かっわいた~かぜをからませ~」というフレーズはどこかで聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。
有名なのでカラオケで歌う人も多いと思いますが、途中のシャウトをどうしていいかわからないことが多いですよね。
【赤面話】
the Fourth Avenue Cafe
アニメ るろうに剣心の主題歌になるも、メンバーが逮捕されてしまったため一瞬(わずか4話!)で差し替えされてしまった曲です。
いまでこそライブで多く演奏されていますが、ファンの間では長らく伝説の曲として扱われていました。
結成15周年のファン人気投票で、一位を取り、再度日の目を浴びた曲です。
歌詞に「誰かのこと想ってる横顔でも素敵だったから」というのがあります。
大学生の頃、当時付き合っていた彼女とカラオケに行きました。
カラオケの席に着き、ただならぬ雰囲気を感じた僕。
案の定彼女から出たのは別れ話。
好きな人ができたから別れてほしいとのこと。
僕は全然別れるつもりはなかったので、泣きわめいたり今までの思い出を話したりしましたが全然ダメ。
彼女の気持ちは固く、全然心を動かせませんでした。
そして、何を思ったか「最後に歌わせてくれ」と言いおもむろに曲を入れる僕。
曲はthe Fourth Avenue Cafe。
「誰かのこと想ってる横顔でも素敵だったから」と涙を流しながら、自己陶酔しながら歌う僕。
↓無表情の彼女。
歌い切り、すごい素敵なドラマのワンシーンのように、「今までありがとう」と言い別れた僕。
「お、おう」という感じの元彼女。
キーボードをたたく今も何回かまくらに顔をうずめました。
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以上で平成初期V系ロックバンドのプレイバックとなります!
青春時代を過ごしたバンドは、きっと一瞬の思い出になると思います。
同時に痛々しい過去も生んだり、むずがゆくなってきもしますが。
今回紹介した曲は代表曲、赤面話ともに全て良い曲ですので、機会があれば聴いてみてください。