ネットナンパに傾倒し始めた頃
自分は学生時代から女性をどうやったら落とせるのかいっつも考えていて。
その割に運動もしないし行動もしないダメダメな奴だったんだけど。
それでも学生時代は何人か彼女ができた。
結局卒業する頃には独り身になってしまったんだけど。
社会人になったばかりの頃は、全然ダメだった。
出会いもないし、何より社会の最下層に入れられたわけで、そんな状態で数少ない出会った子を口説いてもまったく成果は出なかった。
数年経って、街コンに何回か通い、社会人になって初めての大好きな彼女ができた。
彼女はとても小さくて、抱きしめたら折れてしまいそうな線の細い子だった。
一緒に歩いていて、オシャレだし可愛いし。自慢の彼女。街コンによくいたな!って感じ。
その割に主張することははっきりしている子で、一緒にいてエキサイティングな子だった。
だからこそ、自分は完全に下手に出てた。
一緒に出かけるところも毎回悩んで悩んで、相手が気に入ってくれるかご機嫌伺いばかり
して。
セックスにも全然誘えなくて、やっと出来たと思ったら酒に酔ってマイサンはダメダメで。
その後学んだことだけど、自分はいわゆる非モテコミットにかかっていたんだと思う。
そんな状態だったから、自分は振られた。
こっぴどい振られ方だった。
ある日急に長文で別れのメッセージが来て、全く会うこともしてくれなくて。
電話で少し話し合いはしたけど、取りつく島もなくて。
その後の日々はものすごく落ち込んだ。
仕事も手につかなくて、こんな素晴らしい彼女に振られたんだから
もう自分は一生女の子と付き合えないんじゃないかとか思うようになった。
周囲にいる友人はもちろん、当時の上司にすら心配されていたらしい笑
仕事しては友人と飲みにいって、吐くまで飲んで。
家に帰っては風呂も入らずに寝るような毎日。
寝る前はオナニーするか吐くかのどっちかだった笑
まさに、掃き溜めのような生活を送っていた。
そんな日々の中で、ネットを徘徊していたら目を引くものがあった。
「恋愛工学」というワードだ。
今でこそ有名な学問であるが、当時の自分からすれば衝撃的な内容であった。
ACSフェーズとか、ディスりの技術とか。
今までの恋愛観が覆された。目から鱗とはこういう状態のこと言うんだと思う。
早速、恋愛工学を小説形態で解説している「ぼくは、愛を証明しようと思う」を購入し穴が空くほど読み込んだ。
Twitterの裏アカウントを作り、関連するアカウントもフォローしまくった。
ぼく愛の著者である藤沢数希氏発行のメルマガ、金融日記も購読し始めた。
(いい加減回し者みたいになっているが、決してそんなことはない笑)
ある程度の知識を蓄えた頃、自分は早速それを試したくなっていた。
でも、恋愛工学界隈で奨励されているように、ナンパは自身がなく、できなかった。
自分は完全にその頃社会人太りしていて、見た目がてんでダメだったのだ。
今思えば筋トレして痩せろ、って感じなのだが。
そんな頃にネットで出会ったのが、pairsなどのマッチングアプリであった。
プロフィールや、写真を工夫するだけで出会いを量産できるー。
これだ!と思い早速登録した。
ここから、長くもいろんな経験のできたネットナンパ人生が始まった。
ネットナンパでどのように頑張っていったのかは、また書こうと思う。