非モテ港区若手サラリーマン ヒデトの奮闘記

港区勤務の若手サラリーマン ヒデトの恋愛、仕事、価値観などについての雑記ブログ。

夢の国について、思うこと

某日、夢の国(ディズニーランド)に行ってきた。

普段、自分はそんなところには行かないのだけど。

昨年知り合いからペアチケットを譲り受け、その使用期限が近くなってきたので、じゃあ行こうか、と。

 

普段はそんな場所に行かないので、数年ぶりに行くわけで、行く前は少し気恥ずかしさがあった。

(別に行くことに対してどうこう思っているわけではなく、自分が少しひねくれているだけなのは自覚している)

パーティーとか、皆が楽しんでいるような場所ではあまり乗り切れない性格なので、

存分にディズニーを楽しめるのか心配だった。

 

でも、そんなの杞憂で、結論から言うと心から楽しめた。

ゲートをくぐってからどころか、最寄りの舞浜駅からすでにワクワクした雰囲気が出てて。

感覚としては、学園祭の準備日とかあんな雰囲気みたいなかんじ(わかりづらい?)。

舞浜駅からすでに夢の国の一部みたいな感じで、改札をくぐっただけでもうそこは異世界

コスプレや、それっぽい格好の人が多いせいもあるかもしれないし、

みんなこれから夢の国に行くから、すごい楽しそうな雰囲気が蔓延しているせいもあるかもしれない。

自分も一瞬でその空気に飲まれてしまい、ワクワクがとまらなかった。

 

ディズニー専用の電車に乗って、パークに入って。

もう中に入ったら閉園までずっと楽しい。

アトラクションも、パレードも、歩いているだけでも。

 

あっという間に時間は過ぎてしまった。

また来たいな、って心から思える。

ファンになる人とか、キャストとして働きたい、って人がたくさんいるのもすごい分かるようになった。

それだけの魅力が、あの場所にあるんだと思う。

 

ところで、帰り道で気づいたんだけど。

結局お土産とかグッズ、パーク内でしかつかえないようなチケットケースなどをつい買ってしまっていた。

財布の紐は普段から緩い方だという自覚はあるが、とはいえお金を使い過ぎたと思う。

 

家に帰ってから少し調べたら、政府調査による個人の消費活動は横ばいな一方で、ディズニーのグッズ売上見通しは常に強気。

これって、ディズニー側がグッズの開発を頑張っていることもあるかとは思うけど、それでも普通の消費というわけではないみたい。

 

思えば、この前読んだ本(キングコング西野氏の、革命のファンファーレ)に「お土産効果」というキーワードが解説されていた。

これってつまり、消費税が上がったり、個人の消費活動を制限する動きが多くなって行く中

今後はその消費にある特別性。つまり何かを楽しんだり、思い出に残るような経験をした際に

個人はそれをお土産として、初めて購入する傾向が強まって行くだろう、ということ。

旅行先でついUFOキャッチャーをやって、その景品は普段の5倍魅力的に見える、みたいな。

 

ディズニーはまさにそうだな、と思った。

パーク内ですごく楽しかったし、思い出になる写真とかもたくさん撮れた。

それを現物に残したくて、グッズをつい買ってしまった。

すごく貴重に思える。魅力的に思える。家に持ち帰りたくなる。

 

こういう経験の希少性とか、特別性は、人の活動を普段より少し派手にさせてしまうのかもしれない。

普段だったらやらないようなこと。

こういうところでのナンパとか、うまくいく可能性たかそうだな、とか思った自分はまだまだ小物。

 

この視点で物事を見て、何か面白いことに気付けるかもしれない。

今日はここまで。